今夏の甲子園開会式で誘導係に初の男子生徒が誕生「プラカードボーイ」は来季に持ち越し

 第105回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕・甲子園)の開会式で式典誘導係を務める市西宮の生徒が20日、発表された。今年から性別を問わず応募が可能となり、初めて6人の男子生徒を選考。6人のうち5人が歴代優勝校旗を持つ担当を務め、1人が抽選会係となり“プラカードボーイ”は来年に持ち越しとなった。

 選考は1、2年生の男女250人が応募、選考会には243人が臨み、129人を選出。49代表のプラカード係や国旗、大会旗を持つ係などを務める。

 1949年の第31回大会から、兵庫県西宮市の市西宮の女子生徒が、開会式のプラカードを持つなどの式典誘導係を務めてきた。希望する女子生徒の中から選考会を実施し、選抜。だが、時代性をふまえて主催者と同校が協議し、選考会への応募は性別を問わず可能となり、男子生徒に門戸を広げる形となった。また、女子生徒の制服にスラックスを選択することも可能となった。

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