佐々木朗希 2度目の球宴は大人の投球?変化球連発で解説の古田氏「全員三振を狙っているような配球」と指摘

 力投する先発の佐々木朗(撮影・伊藤笙子)
 1回、中前打を放つノイジー(投手・佐々木朗、捕手・若月)=撮影・山口登
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 「マイナビオールスターゲーム2023・第1戦、全セ-全パ」(19日、バンテリンドーム)

 全パの先発マウンドに上がった佐々木朗希投手は1回を1安打無失点に抑えた。最速は161キロだった。

 先頭の阪神・中野に対してカウント1ストライクから3球連続でフォークを続けて空振り三振。続く秋山にもフォークでカウントを奪い、最後は内角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。

 2死から迎えたノイジーは追い込んだが、この日最速となる161キロのストレートを中前にはじき返されて苦笑いを浮かべた佐々木朗。それでも大山を三ゴロに打ち取り、無失点で立ち上がった。

 昨年は右手中指のマメをつぶした影響でぶっつけ本番だったこともあり、1回3安打1失点。それでも大谷が持っていた日本人の球宴最速タイ記録となる162キロをマークしていた。

 2度目となる今年はスピードをおさえめに変化球主体の投球を見せた佐々木朗。解説の古田敦也氏は「スピードじゃなく、全員三振を狙っているような配球ですね」と指摘していた。二回から2番手にはオリックス・山本がマウンドに上がった。

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