ロッテ・佐々木朗希 8度目の2桁奪三振は球団では伊良部秀輝氏以来 吉井監督「ああいうピッチャーになってほしい」

 ナインを迎える佐々木朗(撮影・山口登)
 試合が終了し手をたたいて喜ぶ佐々木朗(撮影・山口登)
 ファンの声援に応える佐々木朗(撮影・山口登)
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 「オリックス4-5ロッテ」(12日、京セラドーム大阪)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、7回104球を3安打1失点。チーム単独トップの7勝目とした。さらには完全試合を達成した昨年4月10日・オリックス戦(ゾゾ)で記録した自己最多19奪三振次ぐ14奪三振をマーク。「初回フォークがよくなかったんですけど、それが最後しっかり投げきれた」と振り返った。

 初回、連打を浴び先制点を許したものの、持ち前の修正能力で立て直し、三回以降無安打。自己最速タイの165キロを2度計測し、球場を沸かせた。三回には規定投球回に達し、防御率は1・48とリーグトップに。前半戦最後の登板を快投で締めくくり「良い形で投げてきてるので、あとはけがなく後半戦も投げきれたら」と意気込んだ。

 2桁奪三振は今季8度目。球団では1995年に12度を記録した伊良部秀輝氏以来2人目の快挙だ。吉井監督は「伊良部も真っすぐ速い、コントロール良い、変化球うまいピッチャーだった。朗希もそれに近づけるように頑張ってほしい。ああいうピッチャーになってほしい」と話した。

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