日本ハム・清宮 ラッキー“アシスト弾” 中堅・藤原のグラブに当たってスタンドイン
「日本ハム2-3ロッテ」(8日、エスコンフィールド)
二塁ベースを回った日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)が、少し驚いた表情を見せた。中堅・藤原のグラブに当たった打球が、フェンスを越えてスタンド側へ。今季4号「アシストホームラン」にベンチもスタンドも大いに沸いた。“追い風”を背に本拠地で2戦連発だ。
「感触はよかったんですが、思ったより伸びなくて。あんな感じになっちゃいました」
苦笑いで振り返った初回、美馬の直球を捉えた。バックスクリーンに伸びた打球は、フェンスに直撃してはね返った直後に、背走した藤原のグラブに当たったように見えた。こぼれた白球が幸運にもスタンドイン。「僕もそうだし、向こうも精いっぱいのプレーなので。ラッキーでしたね」と淡々と語った。
検証されればエンタイトル二塁打となった可能性もゼロではなかったプレー。藤原は高校時代、U-18で共に戦った1学年下の後輩でもあり、言葉に配慮を添えた。9日は勝利した2日のオリックス戦に続き、球場の屋根を開放して開催する。「ホームで打つのは一番気持ち良い。最高なのでね」と清宮。チームは2戦連続の1点差負けで3連敗。若き主砲のバットが浮上のカギを握る。



