オリックス・山下舜平大 楽天戦15イニング目で初失点 約1カ月ぶり2敗目

 「楽天3-0オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)

 大粒の汗を拭って、悔しそうに立ち尽くした。オリックス・山下舜平大投手が楽天戦での初失点を喫し、6月9日・DeNA戦以来、約1カ月ぶりの2敗目。「要所要所でヒットが出たんで、それが点に絡んでるなと思います」。6回7安打3失点と踏ん張ったが、プロ初勝利の舞台で勝利の女神はほほ笑まなかった。

 三回1死二塁から小深田に先制適時打を献上。これが楽天戦で15イニング目の初失点となった。四回2死満塁からは村林に2点適時打を打たれ、3失点。7安打は全て直球をはじき返された。

 それでも、すぐに切り替えた。「1試合ずつ反省して、次の投球に生かすだけだと思うので」。チームは連敗で3カードぶりの負け越し。山下はこの1敗を糧にして、成長していくしかない。

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