ロッテ 発奮10点快勝 前夜に吉井監督初めてのカァ~ツ!「開幕の頃を思い出して」
「ロッテ10-2楽天」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・吉井理人監督(58)が初めて発した厳しい言葉に若手が発奮した。2点を先制された直後の初回の攻撃。22歳の山口、24歳の安田の連打で逆転すると、4点リードの5回には山口が7号ソロで突き放す。終わってみれば今季最多14安打で10点を奪い、連敗を3でストップした。
「昨日の試合後、若いのを集めて活を入れました」。吉井監督が明かす。「開幕の頃を思い出してハッスルプレーしようよと。ちょっと環境に慣れてきて気持ち的に緩んできていた。大ベテランみたいなプレーをしていても成長はないと思った」と引き締めたという。
若手の活躍で3・4月が14勝10敗、5月も12勝6敗2分けと好調だったが、6月は8勝12敗2分けと失速。3安打2打点の山口は「野球は技術も大事だけど心が一番大事。会話口調の優しい活でしたけど『ちゃんとやらないと』と改めて思った」と振り返る。7月に入って手綱を締めたロッテが再び反攻を期す。