日本ハム3連敗 上沢が3失点粘投もオリックス戦12連勝でストップ 新庄監督「どよんとした空気に慣れ始めている」
「日本ハム1-3オリックス」(1日、エスコンフィールド)
日本ハムが3連敗。北海道移転20周年記念のメモリアルユニホームで2戦2敗。先発・上沢はオリックス戦は18年4月24日以来12連勝中だったが、5年ぶりの敗戦となった。
上沢は8回11安打されながら粘りの投球で3失点。ただ、初回と七回を除く6イニングで先頭打者の出塁を許す不安定な内容だった。同点に追いついた直後の五回、先頭の宜保に安打を許したあと、1死一、二塁から宗に決勝2点二塁打を浴びた。
守備では万波が2度のレーザービームで盛り立てた。二回無死二塁から右翼フェンス手前の飛球を捕球し、大遠投で三塁タッチアップを阻止してピンチの芽を摘んだ。五回は勝ち越された直後の1死二塁から右前打を処理し、正確な返球で本塁で刺して追加点を阻んだ。
打線は走者を出しながら得点が奪えなかった。初回2死一、二塁から万波の痛烈な一打が一塁手の正面をつくなど、不運もあった。1点を追う四回にマルティネスの左翼フェンス直撃の適時二塁打で一時は同点としたが、オリックス投手陣の小刻みな継投策の前に振るわなかった。
試合後、新庄監督は「どよんとした空気に慣れ始めている。明日勝って良い流れにもっていく」とコメントした。





