ロッテ・佐々木朗 荒れて粘って7回10三振1失点 宮城と投げ合い「競い合っていきたい」

 「西武1-2日本ハム」(27日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 七回先頭から安打を浴びた直後、ロッテ・佐々木朗希投手(21)はマウンド上でしゃがみこんだ。「足がつりそうになって」。一度ベンチに下がるも、続投を志願し、この回を無失点に抑えた。7回5安打1失点(自責0)、10奪三振。暴投を4つ、悪送球を2つ記録したが、粘りの投球を見せ、防御率1・69でトップに躍り出た。

 唯一の失点は二回。1死から安打と暴投でピンチを招くと、杉本に中前打を浴びる。この打球を藤原がファンブルした間に、二走・頓宮が生還。先制を許す形となった。

 この日は仲の良い宮城との投げ合い。これまで2戦2勝と直接対決を制していたが、両者白星がつかない結果となった。「お互いこれからレベルアップできるように、競い合っていきたい」。リーグ最多タイの6勝左腕との切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

 チームは九回、土壇場で山口の右前適時打で追いつくも、守護神・益田が森にサヨナラ本塁打を被弾。首位から一気に3位へ転落した。大事な一戦をエースで落としたが、連敗は避けたい。

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