DeNAが悲願の交流戦初V! 三浦監督「一丸で戦った結果。誇りに」 サイ・ヤング右腕バウアー3戦3勝でけん引

 「ヤクルト13-0楽天」(20日、神宮球場)

 交流戦優勝の可能性を残していた楽天が敗れたため、この日、試合のなかったDeNAの悲願の交流戦初Vが決まった。近年、DeNAが勝つ度に「横浜優勝」のワードがトレンド入りを果たす事態となっていたが、ついにまず1つ「横浜優勝」の栄冠を手にした。

 DeNAは交流戦開幕の楽天との3連戦を2勝1敗で上々のスタートを切ると、続く西武相手にも2勝1敗。続くソフトバンクには1勝2敗と負け越したが、これが唯一の負け越し。オリックス2勝1敗に、日本ハム2勝、ロッテに2勝1敗で、雨天中止により19日に組み込まれた日本ハムとの最終戦は勝ちか引き分けで優勝が決まる状況で惜しくも敗れたが、11勝7敗。ソフトバンク、巨人、オリックスと同じ勝敗だったが、得失点率のTQB(得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング)で上回った。

 本領を発揮し始めたサイ・ヤング賞右腕の活躍が光った。交流戦前までは日本野球への適応に苦しんでいたトレバー・バウアー投手が交流戦では3戦全勝。14日の日本ハム戦では本塁打を1本許したものの、9回3安打1失点で来日初完投勝利。交流戦Vをけん引した存在だった。

 セ・リーグの首位に立つ阪神とは、ついに2・5差まで迫った。最高の形で交流戦を終え、23日からは本拠地で阪神との3連戦。首位攻防戦を迎える。

 優勝決定後、DeNA・三浦大輔監督は広報を通じてコメントを発表。コメントは次の通り。

 「球団初となるセ・パ交流戦での優勝、そして交流戦の歴史に横浜DeNAベイスターズの名を残すことができ誇りに思います。選手、コーチ、チームスタッフならびに、球団関係者が一丸となり戦った結果だと思います。そして、ファンの皆さまの熱い、熱いご声援がチームに力を与えてくれたおかげで優勝することができました。リーグ戦再開後も一緒に戦っていきましょう!ヨ・ロ・シ・ク!!」

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