ロッテ・益田 史上10人目通算200S ルーキー時代から背中を追い続ける他球団の先輩とは
「DeNA2-5ロッテ」(16日、横浜スタジアム)
着実に結果を残し続け、通算200セーブに到達した。チームには不可欠な守護神。ロッテ・益田直也投手(33)が5-2の九回から登板し、3人でピシャリ。見事な投球で偉業を達成し、「緊張しました」と笑顔を浮かべた。
1年目から、目指す人は変わらない。当時からオリックスのリリーフを務めていた平野だ。「試合前に会えば話してくれるし、本当に同じ境遇」。昨年6月に200セーブを挙げ、同じ抑えを務める6つ年上の先輩の背中を追い続けてきた。
ベテランならではの悩みも打ち明けてきた。「調整法とか『年取って痛いところないですか』とか『その時どうやってますか』とか聞くことはある」。昨年、足に痛みを感じた際にも相談を持ちかけ、助言をもらった。
史上10人目で、ロッテでは小林雅英に続く2人目の快挙だ。プロ12年目。「うまくいかない長い1年間もあればうまくいく1年間もあった。数字に残ったことはひとつの自信になる」。マリーンズを引っ張る鉄腕が、日本一へ導く。