「キャプテンよりもキャプテンみたい」ロッテ・佐々木朗の大船渡時代チームメートがエール

 6・4阪神戦に応援に訪れた佐々木朗の大船渡時代のチームメート(左から)千葉さん、木下さん、和田さん(本人提供)
 最終回を抑えた益田(右)からウイニングボールを受け取る佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-5広島」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの先発・佐々木朗希投手が今季5勝目。7回109球を5安打2失点、10奪三振。5回の羽月への4球目では自己最速&NPB日本人最速タイの165キロをマークした。

  ◇  ◇

 どこにいても、佐々木朗の存在は大きかった。大船渡時代のチームメートで、現在は同志社大硬式野球部の学生コーチを務める木下大洋さん(21)は当時の右腕を「中心的存在でしたね。キャプテンよりもキャプテンみたいな感じ」と語った。

 大船渡では、監督は練習メニューを決めない。そこで先頭に立っていたのは朗希だった。木下さんは「こうしよう、ああしようと言ってくれた。ちゃんと言うことは言うタイプだった」。練習前には部員を集め、練習の意図を自ら伝えた。

 試合前には、朗希を中心に円陣を組んだ。口数は少なかったというが「チームを盛り上げてくれた」。自主練習を休むこともなかったといい、その誠実さが信頼の元となった。

 プロ4年目。「人としても、野球選手としても一回りも二回りも、大きくなった」と木下さん。世界の舞台も経験した豪腕の成長ぶりを見るために、4日の阪神戦(甲子園)には球場へ足を運んだ。普段から登板前日には必ず連絡。“令和の怪物”にエールを送り続けている。(デイリースポーツ・ロッテ担当・南 香穂)

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