日本ハム・加藤豪 初出場から7戦連続安打のNPBタイ記録にも「個人的な記録ってうれしくない」敗戦に責任感「いい場面で打てなかった」

 4回、右越えにソロを放ち、生還する加藤豪(撮影・佐々木彰尚)
 4回、加藤豪は右越えにソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
 4回、ソロを放ち生還し加藤豪を見つめる新庄監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人3-2日本ハム」(3日、東京ドーム)

 日本ハムドラフト3位の逆輸入ルーキー・加藤豪将内野手が四回に一時同点となる4号2ラン。これで初出場から7試合連続安打となり、ドラフト制後の新人としては2018年に清宮が樹立したNPB記録に並んだ。

 「今日負けて、自分もいい場面で打てなかったので。そっちの方を考えてるので。記録はいいですけど、なんか個人的な記録って全然うれしくないので。あんま考えてないですね」と淡々と話した。

 四回に迎えた第2打席で、巨人先発・グリフィンから右翼スタンドに入る2試合連続本塁打。交流戦4本塁打は単独トップの大当たりだ。グリフィンとはマイナー時代に対戦。「ずっと打てていなかったので。6打席目でやっとフェアに打てた。一発打てて良かった」と振り返った。

 新庄監督は「言ったでしょ?左ピッチャーにいいって」と予告通りの活躍に鼻高々。「とにかくスイングがね、泳がされないし、詰まってもないし、期待できるバッター。バッターボックスの中で何かやってくれそうな雰囲気はめちゃめちゃありますね」と期待した。

 加藤豪は「今の段階では、自分が日本の野球を研究して勉強して。で、日本の野球が僕を研究しながら勉強してるので。現時点では、自分はいい結果を出してますけど、ここで油断とかしちゃうと、どんどんついてきちゃう」と研究された段階での対応を今後の課題としていた。

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