ロッテが首位がっちり 鷹に快勝 貯金10で交流戦へ 23日ぶり登板の佐々木朗が無傷の4勝目 6回2失点の上々内容
「ソフトバンク5-9ロッテ」(28日、ペイペイドーム)
ロッテは投打がかみ合い勝利。貯金を10にし、首位をキープしたまま、交流戦に突入することになった。
右手中指のマメの影響で23日ぶりの登板となった先発・佐々木朗が試合を作った。二回までに投げた直球13球は全て160キロ越え。この日平均160・7キロの直球とフォークを軸に腕を振った。
三回までは毎回三者凡退。3-0の四回には、先頭・中村晃に遊撃内野安打、続く牧原大に右中間適時三塁打を浴び、さらに1死三塁から近藤に左犠飛と2点を失ったが、最後は2死一塁から柳町を空振り三振に斬って取った。
3-2の六回には、またしても先頭・牧原に右前打。だが、最後は打率リーグトップの柳田をフォークで空振り三振。6回82球を3安打2失点、9奪三振と、テンポの良い投球を披露し、無傷の4勝目をあげた。
打撃陣も奮闘した。初回、先頭・池田が中前打で出塁すると、1死一塁から中村奨が左翼席へ弾丸ライナーを突き刺す先制3号2ラン。3-2の七回からは無死一、二塁からポランコが右翼席へ一直線の5号3ランを決め、リードを拡大した。
七回には、4四死球と2安打でさらに3点を追加。大量得点で勝利を収めた。