オリックス・紅林 逆転サヨナラ弾 試合前に中嶋監督から助言→期待に応える一発
「オリックス6-5楽天」(24日、ほっともっとフィールド神戸)
花火が夜空を彩るほっともっと神戸のナイターで、ファンにとって最高の花火が最終回に打ち上がった。1点を追った九回1死一塁。オリックス・紅林弘太郎内野手(21)が、この試合まで12試合で自責0だった楽天・松井裕の高めに来た変化球を強振。左翼席中段に突き刺さる、逆転サヨナラ本塁打となった。
もみくちゃにされた紅林は、自身初のサヨナラ弾。「ずっとヒットが打てなくて悔しかったが、勝ちにつながる一打を打つために練習してきた」と何度もガッツポーズ。ふがいなさを自らのバットで打ち消し、喜びをはじけさせた。
開幕を2軍で迎え、4月中盤に昇格も前日までの打率は・230で、最近3試合は無安打。「1軍に上がってからも、なかなか勝ちに貢献できなかった」と下を向く日もあった。この日の試合前は中嶋監督から助言を受け「手首を返さないと、みたいな指導を受けた」と実践し、期待に応えた。指揮官も「期待はしてたんですが最高の仕事で終わりました」と頬を緩めた。
この日は打席登場曲が普段と違い、アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のテーマ。宗の計らいで球団が設定した模様で、21歳の紅林は曲を知らない。しかし「盛り上がってよかったと思います」と切り替えて臨むことにつながった。
一時は2-5と広げられたが、八回に中川圭の6号2ラン、九回は紅林のアーチで劇勝。中嶋監督は「八、九回で逆転できるというのは本当にいい流れ」とチーム力を実感。今季3度目のサヨナラ勝ちで3連勝、貯金を6とした。





