「楽天４－６ロッテ」（２１日、楽天モバイルパーク）

　ロッテが２桁１１安打をマークし、今季２度目の５連勝とした。

　初回、切り込み隊長の池田が初球を捉え右前打。２死三塁からはポランコが中前適時打を放ち、先制に成功した。１－０の２死一塁では佐藤都が右越え２号ソロ。追加点を奪った。

　２－１の六回には１死二塁で岡が右中間への適時二塁打。２死一、三塁から池田が三塁へゴロを転がすと、三塁・フランコの悪送球で三走・岡、一走・佐藤都が生還した。さらに好機は続き２死三塁では、中村奨が左前適時打を放ち、この回一挙４得点とした。

　投手陣は、先発予定だった森が背中の張りを訴えたため、急きょ岩下が登板。ブルペンデーとなり、６投手の継投で勝利をつないだ。二回から２番手として登板した広畑は３回３安打１失点。２－１の四回２死三塁、安田を空振り三振に仕留めた際には雄たけびを上げるなど、気迫の投球を披露し、プロ初勝利を挙げた。

　プロ初勝利となった広畑は、２回から２番手で登板。３回１失点と好投した。ヒーローインタビューでは「監督からこの回と言われていたので、しっかり準備をして入ることができました」と振り返り「チームが勝ったことが一番嬉しい。チームが勝ったことと自分が勝ったことを合わせて、今日は喜びたい。このまま連勝を重ねていく中で、自分がそのピースになれるようにやっていきたい」。そう話し終えると、監督が初勝利のボールを持ってお立ち台に登場し、笑顔で好投をたたえた。