ソフトバンク・牧原大の復帰時期は?藤本監督は慎重「再発したらいけない」27日ロッテ戦が最短か
「ソフトバンク-西武」(21日、ペイペイドーム)
左太ももの故障からウエスタン・リーグで実戦復帰しているソフトバンク・牧原大成内野手について、藤本監督が試合前取材の中で1軍復帰への見通しについて語った。
牧原大は4月27日の楽天戦(ペイペイドーム)で負傷。翌28日に「左大腿二頭筋損傷」と診断されて出場選手登録を外れ、復帰まで1か月の見込みとされていた。今月19日のウエスタン・広島戦(タマスタ筑後)で実戦復帰。20日の同戦では初めて守備に就き、「1番・二塁」で出場して4打数3安打をマークした。
だが、藤本監督は「今日の報告を聞くと、足の張りが強いと聞いている。そんな状態で昇格させて再発したらいけない。今日はDHで2打席出て、また試合が終わった後の状態を見ます」と現状について説明した。
また、「毎日報告は聞いているし、本人とも電話で話をしている。彼も『こっちに来たいのは山々だけど、無理して再発したら迷惑をかける』と言っていた。本人も行けると思ったところで(1軍に)呼ぼうと思っている」と話した。
それでも、今後の見通しについては「そんなに時間はかからないと思う」とし、現時点では最短27日のロッテ戦(ペイペイドーム)での復帰を目指しているようだ。
牧原大は今年、侍ジャパンの一員としてWBCに出場。公式戦では19試合に出場して、打率・296を残している。