京都国際が逆転勝利で準決勝進出 プロ注目の143キロ左腕・杉原は2番手で登板し、2安打無失点の9奪三振

 「春季高校野球京都大会・準々決勝、京都国際5-2日星」(8日、わかさスタジアム京都)

 京都国際が日星に逆転勝利し、準決勝に進出を決めた。プロ注目の143キロ左腕・杉原望来投手(3年)は2番手で登板し、6回を投げて2安打無失点、9奪三振。力強い投球で勝利に導いた。

 1点ビハインドの四回から登板。「背番号1をもらっている以上、どんな場面で出ても抑えないといけないと思って準備していました」と、序盤は制球に苦戦しながらも、毎回の奪三振で日星打線に追加点を奪わせなかった。

 この日は、阪神やヤクルトなど7球団のスカウトが視察。日本ハム・武部スカウトは「真っすぐに伸びがある。気持ちがあり、楽しみな選手」と評価した。

 卒業の進路については「プロ野球にいきたい」と宣言した杉原。「夏は自分が出てきたら誰も打てないような球を投げたい」とさらなるレベルアップを遂げて、アピールを続ける。

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