巨人、4年ぶりの年俸トップ プロ野球選手会の調査
日本プロ野球選手会は24日、加入選手を対象とした年俸調査の結果を発表し、球団別の支配下登録選手の今季平均年俸では巨人が175万円増の6807万円で4年ぶりのトップとなった。12球団の支配下登録714選手の平均は156万円増の4468万円で、現行の調査方法となった1988年以降の最高を更新した。
過去3年連続で1位だったソフトバンクが239万円減の6763万円で2位、楽天が5353万円で4年続けて3位。昨季、セ・リーグ2連覇のヤクルトは747万円増の4797万円で5位から4位に上がったが、日本一に輝いたオリックスは吉田正尚外野手が米大リーグに移籍した影響で、397万円減の3525万円で6位から9位に下がった。
リーグ別ではセが4552万円、パが4385万円で、4年ぶりにセが上回った。
調査対象は選手会に加入し、今季開幕時に支配下登録されていた選手。
平均年俸でトップの巨人と最下位の日本ハムの差が4238万円で、選手会の森忠仁事務局長は「これだけ格差が出てくるのはどうかなと思う」と語った。