谷佳知氏、亮子氏夫婦の長男、東京学館浦安・佳亮が3安打1打点の奮闘も初戦敗退「夏勝てるように頑張りたい」
「春季高校野球千葉大会・2回戦、東京学館浦安9-10千葉日大第一」(23日、浦安市運動公園野球場)
東京学館浦安は千葉日大第一に競り負けて初戦敗退となった。現役時代はオリックス、巨人で活躍したデイリースポーツ評論家の谷佳知氏(50)と柔道女子48キロ級で00年シドニー五輪、04年アテネ五輪金メダリストの亮子氏(47)の長男・佳亮外野手(3年)は「2番・右翼」で先発出場。両親がスタンドで観戦する前で、5打数3安打1打点と躍動した。
初回、無死二塁の場面。2ボールから真ん中低めをはじき返し、先制となる中前打を放った。2点リードの二回2死一塁では右中間へ適時三塁打をマーク。5-6の四回には先頭で左越え二塁打を放ち、一時同点のホームを踏んだ。
ただ、6-9の六回2死走者なしと、同点の八回先頭でいずれも中飛と凡退。チームは敗れ、「少しは貢献できたと思うんですけど、最後の1本が出ないというところで勝負できないなと思いました」と反省を口にした。
高校3年生となるため、残すは夏のみとなった。谷は「甲子園出場を目指している。切り替えてみんなで頑張って練習して、夏勝てるように頑張りたい」と力を込めた。


