「始球式」と「ファーストピッチ」の違いを古田敦也氏が解説 感動場面に浅尾美和は涙

 ヤクルトで捕手として活躍し、選手兼監督も務めた古田敦也氏が23日、テレビ朝日系「サンデーLIVE!!」に出演し、「始球式」と「ファーストピッチセレモニー」の違いについて解説した。

 22日の「オリックス-西武」戦で、フィギュアスケートの坂本花織が始球式を務めたという話題。古田氏は「始球式」と「ファースト-」が「似て非なる物」と説明した。「始球式」は選手が守備についた状態で行うものとし、「ファースト-」は「試合に出る選手は一切守らない。打つ方も全然関係なく、いろんな人がくる」とした。

 続けて「日本的な『始球式』は日本独自で考えたもの」と解説した。日本で最初の「始球式」は1908年の「メジャーリーグ選抜-早稲田大学」の試合で、大隈重信が務めた。早稲田大学の創立者だった大隈の投球が届かなかったため、打席にいた早稲田の山脇正治が、大隈に恥をかかせてはいけないと空振り。打者の忖度が100年以上も続く形となった。

 番組ではさまざまな始球式やファーストピッチの名場面も紹介。米国の試合で、戦地にいる軍人の父からメッセージ映像が流され、娘が投球。実は捕手がその父だったというサプライズの動画が流された。感動的な動画に、元プロビーチバレー選手でタレントの浅尾美和は思わず涙を流していた。

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