関大・金丸、8回0封16K! さすが来秋ドラフト候補!最速152キロ
「関西学生野球、関大7-0京大」(3日、わかさスタジアム京都)
3回戦2試合が行われ、昨秋優勝の関大が7-0で京大に、関学大は6-1で同大に勝利し、それぞれ勝ち点1を挙げた。関大は先発の金丸夢斗投手(3年・神港橘)が、8回を投げて6安打無失点、16奪三振。圧巻の投球で今季初勝利を挙げた。
主戦投手として堂々の投球を披露した。来秋のドラフト候補に挙がる関大・金丸が8回を投げて6安打16奪三振無失点。最速152キロを誇る速球にスライダー、チェンジアップなどを巧みに交えた投球で、京大打線に的を絞らせなかった。
いきなり3連続三振の好スタート。その後も危なげなく、試合を作った。1日の同戦では、13三振を奪いながらも5回2/36安打4失点と結果を残せず。「おとといは、自分の投球もあまりよくなかった。不安もあったんですけど、絶対に負けられないという気持ちで入りました」と切り替えて第3戦に臨んだ。
目標は2季連続となる優勝だ。「勝ち点を取れればいいと思っているので。次の関関戦でもしっかり勝ち点を取れるよう頑張りたい」と、全力投球でチームをけん引する。
◆金丸 夢斗(かねまる・ゆめと)2003年2月1日生まれ。兵庫県神戸市出身。177センチ77キロ。左投げ左打ち。小学1年から広陵少年野球部で野球を始め、広陵中では軟式野球部に所属。神港橘では3年夏の独自大会で8強入りし、大会打ち切り。関大では1年秋にリーグ戦初登板し、リーグ戦通算10勝。自己最速152キロ。