阪神の佐藤輝弟・太紀 独立LからNPB目指す「目指すなら1番近い」 ドラフト指名漏れ

 「関西学生野球、関大1-0関学大」(22日、わかさスタジアム京都)

 1回戦2試合が行われ、関大が関学大に完封勝ちを収めて先勝。連勝すれば、19年秋以来となる優勝が決まる。同大は立命大との接戦を制して勝利。連勝で勝ち点を奪い、関大が1敗でもすれば優勝の可能性が残る。

 20日のドラフト会議で指名漏れした阪神・佐藤輝明内野手(23)の弟で関学大の太紀内野手(4年・関西学院)が22日、独立リーグからNPB入団を目指すことを誓った。

 「プロを目指すなら一番近いかなと思い、独立リーグに行こうかと。全部伸ばしていかないと行けないですが、とにかくプロに行けるように頑張りたい」

 すでに独立リーグの数球団が獲得に動く方針を示しており、今後入団先を決める。兄と同じ舞台へ。次のステージでさらなる成長を遂げる。

 この日の関大戦は出場機会はなかったが、バット引きなど仲間をサポート。「チームに成長させてもらった」と感謝する。

 最後の試合となる可能性のある23日の関大戦。「ホームランを打てたら一番いい」と最善の準備で臨む。

 ◇佐藤 太紀(さとう・たいき)2000年4月15日、兵庫県西宮市出身。22歳。187センチ、94キロ。右投げ右打ち。内野手。甲東小1年から甲東ブルーサンダースで野球を始め、6年時にオリックスジュニアに選出。甲陵中では西宮フェニックスに所属。関西学院では2年秋からベンチ入りし、高校通算12本塁打。

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