東海大菅生・上田崇監督 城東女子マネのノックに「感動、いい事だと思う」 自身も「緊張した」

 試合中、ベンチの選手に声をかける東海大菅生・上田崇監督(撮影・伊藤笙子)
 試合前、ノッカーを務める城東・永野悠菜さん(撮影・北村雅宏)
 ノッカーを務める城東・永野悠菜マネジャー(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球・2回戦、東海大菅生5-2城東」(22日、甲子園球場)

 昨秋東京王者の東海大菅生(東京)が21世紀枠の城東(徳島)を逆転で下し、3回戦へ進んだ。前監督の解任により1月26日に監督に就任した上田崇監督(29)は「初戦負けして『チームが変わった』と言われたくないというプレッシャーはあった。勝ててホッとしている」と初戦突破に胸をなで下ろした。

 試合前ノックでは、城東・永野悠菜マネジャー(3年)が試合前の守備練習で女子部員として初めて甲子園でノッカーを務めた。上田監督は「緊張で言うと、シートノックが一番緊張していた」と振り返り「相手は永野さんがノックを打つということなので、主将には絶対に後攻を取れと言った。先にノックを打ちたいから。城東に先に打たれたら、僕は緊張で打てなくなっちゃうので」と、自身も初の甲子園ノックという状況で注目が集まっていた状況を振り返った。

 永野マネジャーのノックを見た印象については「僕も初めてだったので、すごいなと。こういう舞台でノックを打てるというのはいい経験。感動したというか、いい事だと思う」とたたえた。

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