日本ハム・新庄監督 選手に「頼もしい」大満足キャンプ 4番任せる野村には「全部出てもらう」

 「日本ハム春季キャンプ」(27日、名護)

 大満足のキャンプだった。打ち上げの日を迎えて、日本ハム・新庄剛志監督(51)は「今年のね、集中力というか、何時まで練習するのというくらい練習して、また体が疲れていると思うんですけど、しっかりアピールをするという。頼もしいし、どんだけ成長してくれるんだというのはありますね」と選手たちの熱い姿勢を喜んだ。

 中でも指揮官の目に強く映ったのは4番を任せる野村だった。昨季はトライアウトの1年と位置づけて、合格者は8人だった。今キャンプを終えて新たな合格者として「野村君がいいかな」と明かした。

 今キャンプ中の実戦ではすべて4番でフル出場させた。「野村君だけは、(シーズンに入っても)全部出てもらいたいし、それを今から慣れさせてね」。その起用法に野村へのメッセージを込めた。

 野村も「チームとして優勝するということを監督も言ってますし、意思統一して優勝を目指していく。自分自身、一年間やり切って4番としてその座を誰にも譲らず、フル出場を目指していきたい」と誓う。求める4番像は、「他のチームを見たときに4番打者は調子に関係なく、打席に立ったら怖いですし、1本打つだけでチームの流れが変わる。そういうところを出していきたい」と理想の4番像を追い求めていく。

 好天に恵まれた約1カ月間のキャンプ。新庄監督は「一番良かったのは、(降雨による)室内での練習がなかった。天気もファイターズの味方をしてくれた。いいシーズンが送れそう、いや送れます」と名護の空に誓った。

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