ダルビッシュ 村上の豪快弾に驚き隠せず「本物だと思った」「簡単にはメジャーのバッターでも打てない」
「侍ジャパン強化合宿」(21日、宮崎)
ダルビッシュ有投手がライブBPに登板した。村上、大城、近藤、岡本和、牧を相手に24球を投げ、安打性の打球は3本。村上にはバックスクリーン直撃の豪快弾を浴びた。
報道陣の取材に応じ「久しぶりに日本で投げる機会だったので、すごくたくさんのファンの方が観に来てくださっていましたし、全体的にすごく楽しく出来たと思います」とコメント。日本で活躍する打者陣との対戦に「すごく新鮮な部分はありました」と話した。
村上に浴びた豪快なバックスクリーン弾については「打った瞬間にいったかなというのは思った」としながら「まあでも、こんなところで公開処刑されて、ちょっと悲しいです」と苦笑い。ツーシームを捉えられたといい「あの球をそんなに簡単には、メジャーのバッターでも打てないので、それを一発でこうやって打ったので、ちょっとビックリしました」と振り返った。
また「いってファウルかなという感じだったんですけど、それをしっかり芯で捉えて。本人は『風です』とか言ってましたけど、僕としても経験はあるので、ちゃんと捉えていたと思います」。これまでも動画などで村上の打撃を見る機会はあったというが、実際にマウンドで対戦し「本物だと思いました。本当に雰囲気がある、打席では目も。普段は明るい選手なんですけど、ちゃんと集中した時には怖いというか、そういうところはすごく感じました」とも話した。