侍・山本 3・12豪州戦先発が有力 初ブルペンは“辛口採点”「ちょっと微妙」
「侍ジャパン強化合宿」(19日、宮崎)
山本由伸投手(24)は合宿初のブルペンで“辛口採点”だ。ダルビッシュやドジャース関係者ら“訪問者”多数の中で、「どの球種もちょっと微妙でした」。今後は実戦形式の練習を挟まず、ブルペンで調整していく方針を決めた。
今オフから取り組んでいる、左足の上げを抑えた“すり足投法”。直球にカットボール、フォークがミットに吸い込まれていく。ダルビッシュの絶賛したカーブも光ったが、「試合での細かい技術はこれからやること」と向上心は青天井だ。
14日にはオリックスで紅白戦にも登板しており、実戦は経験済み。26日に行われるソフトバンクとの壮行試合に向かい、本戦は3月12日の豪州戦先発が有力になっている。世界一奪還へ。青写真を描き、あとは頂点に突き進むだけだ。