ロッテ・松川 初アーチで“男”になれ 村田コーチから打撃指導
「ロッテ春季キャンプ」(7日、石垣島)
ロッテの松川虎生捕手(19)が、村田修一打撃コーチ(42)から指導を受け、フリー打撃で50スイング中15本の安打性の当たりをマークした。
「ホームベースの前で打つことと、バットを球の下に入れることを教えてもらった」
通算1865安打を放った師からのマンツーマン指導だ。これまではバットが上に流れていたため「球の上をたたいてゴロだったり、手先で引っかける打球が多かった」という。だが、教え通りにポイントを前にして、バットを平行に押し出す軌道に変えると「思ったよりボールが飛んでるイメージがあった」と効果を実感した。
フリー打撃を見守った福浦ヘッドコーチからは「“男松川”になれ」とゲキを飛ばされた。1年目の昨季は打率.173、0本塁打だったが、今季は「大事なところで結果を残せるように。打率2割5分を意識して、まずはホームランを1本」と決意。待望のプロ初アーチをかけて“男”になる。