ソフトバンク・王会長 侍JAPANに激熱エール「チャンピオンに返り咲いて」

 ソフトバンクの王貞治球団会長(82)が25日、オンライン取材で3月のWBCに挑む侍ジャパンに世界一奪還へのエールを送った。監督として初代王者となった06年の第1回大会を振り返りつつ、米大リーグから大谷(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)らが参戦して“オールジャパン”で臨む第5回大会への期待を語った。

 思い出を語り始めると、まるで17年前の激闘がよみがえってきたようだ。「チームのため、国のためという気持ちは日本が一番強く出せると思う。今回は何とかチャンピオンに返り咲いてほしいね」と力を込めた。

 今回は内定選手を含めて大リーガーが5人入る。王会長が指揮を執った第1回大会もイチロー(当時マリナーズ)が重要な役割を果たした。王会長は「(大谷らは)アメリカで立派な成績を残している。ものすごい戦力になるし、心強い」と説明。二刀流の大谷には「普通の投球をしてくれれば三振の山を築いてくれるだろうし、打者としてホームランを連発してくれるだろう」と期待を込めた。

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