日本ハム・ドラ1の二刀流・矢沢に黄金の“相棒”「カッコよくて、気に入っています」
日本ハムのドラフト1位・矢沢宏太投手兼外野手(22)=日体大=が21日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で行われている新人合同自主トレで、金色に輝く“相棒”の存在を明かした。
練習で使用するマスコットバットは、グリップ部分以外が金色。手袋も白×金で、2個あるグラブにも金色が入っているという。特別に要望した訳ではないが、契約する用具メーカーのアンダーアーマーから届き「カッコいいなと思って、すごく気に入っていますね」と笑顔を見せた。
色にこだわりはないが、型にこだわりがある。大学3年まで使用していたモデルで、グリップエンドがタイカッブ型。左投げ左打ちの矢沢は左腕の力が勝るため、「どうしても早く(手首を)返しちゃうので、右手が大きいと右手を意識しやすくて」と意図を説明。現在、試合では主にグリップの細いタイプを使用するが「2種類の型でバランスを調整しています。左手が強くなりすぎていると思ったら、あえて力が入らないようなグリップで右手を意識してって感じでやってます」と、状態に応じた使い分けで結果を残してきた。
二刀流でも話題を集める矢沢。前日20日には、沖縄県で行う春季キャンプの1、2軍の振り分けメンバーを発表され、1軍キャンプスタートが決まった。「開幕戦、1年間を通してずっと、1軍にい続けたいなと思います」とシーズン完走を誓い、「僕自身負けず嫌いですし、走ることも投げることも負けたくない気持ちはあります」と意気込んだ。金色に輝く黄金ルーキーが、サクセスストーリーを一気に駆ける。




