高木豊氏 ア軍移籍の藤浪に太鼓判 年俸10倍増には推察「素材。日本の実績は対象になってない」

 元DeNAで野球評論家の高木豊氏が17日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、ポスティング制度を利用して米大リーグ・アスレチックスに移籍することが決まった藤浪晋太郎投手の可能性について語った。

 「藤浪のポテンシャルからするとできない事はないよね。メジャーで。インセンティブをとることもできるでしょう。ただ、優しいからな~。むこうは平気でこっち(頭)いったら乱闘になったりするから、そこら辺が優しいから心配なんだけど、持ってるものはメジャー級。藤浪はここ最近ちゃんとした所には投げれるようになってるからね。ピッチングの組み立てもできるようになってるから、ハマれば良いピッチングできると思うよ」と、太鼓判を押した。

 年俸325万ドル(約4億2000万円)プラス出来高100万ドル(約1億3000万)での1年契約で合意したことについては「1年契約ということはそういうことかなと。どっちに転ぶかなというのをみたいんだろうね。それにしては(金額を)出したな~。アスレチックスってそんなに金をかけるチームじゃないんだけどね。それだけ魅力を感じたんだろうね。環境が変われば、藤浪も違うだろうし、俺はやってくれると信じてるけどね」とした。

 昨季の推定年棒4900万円からの10倍近い年俸のアップについては「それは藤浪の持ってる素材なんだよ。素材に対して日本の実績なんていうのはそんなに評価の対象になってないと思うよ。160キロ投げれるし、スプリットも持ってるし、三振の取れる投手だという事を評価してるんだと思う。片りんさえみせてくれれば、2、3年と続いていくと思う」と、期待を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス