日本ハム育成ドラ1位の藤田が“謎のつぼ”と入寮「ネット通じて恩返しできたら」

 おばあちゃんがつけた梅干しを持参し入寮した藤田(撮影・開出牧)
 おばあちゃんがつけた梅干しを入れた壺を抱え入寮する藤田(撮影・開出牧)
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 日本ハムの育成ドラフト1位・藤田大清外野手(18)=花咲徳栄=が7日、千葉・鎌ケ谷市内の「勇翔寮」に入寮。187センチ、84キロと将来性豊な左の大型スラッガーは「打撃を評価してもらっているので、打撃で勝負したい。長打を狙えば長打も自信あるので」と、早期の支配下登録に向けて意気込みを語った。

 この日は“謎のつぼ”を抱えて入寮。不思議がる周囲の注目を集め、多くのフラッシュを浴びた。実はこれ、タレントの峰竜太が出身の長野県下條村に住む母方の祖母・熊谷千代子さんが作った梅干し。「小さい頃から体調管理ということで食べていた」という思い出の味で、入寮を前に「これを食べて頑張って」と持たせてくれたという。

 幼少期から、祖父が粘着テープで作ったボールで野球をするなど、祖父母に対する感謝の思いは強い。プロ入りを「一番喜んでくれた」という2人に向け、「ネットを通じて恩返しができたら」とつぼを持って入寮を決意。見事に注目を集め、まずは感謝を示した。

 この冬は、祖母の梅干しをおかずに増量に励み、夏の高校野球引退から10キロ弱の上積みに成功。「目標は90キロです。早く北海道の球場に招待したいです」と、今度は野球の結果で祖父母に思いを伝えるつもりだ。

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