ヤクルト・長岡秀樹 5・5倍の3300万円でサイン「にやけが止まらないです」

 契約更改後の会見で新背番号「7」のボードを持つ長岡(代表撮影)
 契約更改を終え会見する長岡(代表撮影)
 契約更改後の会見で、来シーズンの目標を書き入れた色紙を持つ長岡(代表撮影)
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 ヤクルトの長岡秀樹内野手(21)が7日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、「にやけが止まらないです」と5・5倍の3300万円でサイン。プロ3年目で遊撃の定位置をつかみ、大幅昇給を勝ち取った。(金額は推定)

 今季はまさに“シンデレラストーリー”を歩んだ。村上のコロナ陽性を受けて、1軍キャンプに追加招集。そこから猛アピールを続け、開幕スタメンを瞬く間に勝ち取った。そして1年間1軍を完走。139試合に出場し、9本塁打、48打点、打率・241の成績を残し、オフには遊撃として栄誉ある初のゴールデン・グラブ賞も獲得した。

 長岡は激動の一年を、「自分としても本当に今年が勝負だと思っていた。充実した1年だった」と振り返った。そして、「1試合1試合成長できたと思う。でもまだまだ成長しないといけない課題も見つかった。オフはトレーニングをしっかりして、来年2月を迎えたい」と表情を引き締めた。

 来季からは、自主トレで師事をあおぐソフトバンク・中村と同じ背番号「7」を背負うことが決まった。「来季は143試合、フル出場できるように。打者として3割打ちたい。守備もゴールデン・グラブ賞をとり続けられるような、常連選手になりたい」と、攻守どちらも目標を立て、さらなる飛躍を目指していく。

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