高木豊氏 去就注目の巨人・ポランコは「パ・リーグ向き」 GG賞1票に「誰が入れたんだ」と憤慨

 元DeNAの野球解説者・高木豊氏が20日、YouTubeチャンネルに投稿。現在、去就が注目されている巨人のグレゴリー・ポランコ外野手について「獲得に動いておくべき球団はあるのか?」をテーマに、今後の動向を分析した。

 来日1年目のポランコは今季、138試合の出場で打率・240、チーム3位タイの24本塁打、58打点の成績。高木氏が「パワーもあるし、足も速いんだよ」と評するように、打撃面では一定の数字を残した一方、得点圏打率は・188と弱さを露呈。守備面力も不安視されていた。

 セ・リーグでは「本塁打の少なかった中日がどうかなあ」と話しながら、「DHがあるパ・リーグなら使えないとは思えない」と言及。「外国人選手に恵まれなかったオリックスや西武、西武でもいいよね」などと話し、「性格がよさそうだし、それって一番大事なことなんだよね。日本の野球には慣れているし、パ・リーグ向きではある」と提言した。

 また、プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデン・グラブ賞」が14日、発表されたが、ポランコの1票獲得を問題視。「出てこいや、本当に。誰が入れたんだ。私が入れましたって、度胸がある人が入れたんだろうけどね」と苦笑いしながらも、「でもさ、賞は公正な目で見ないといけない。1票なんか入るわけがない」と指摘していた。

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