東海大菅生センバツ当確 日当2日連続「10安打2失点135球完投」

 「秋季高校野球東京大会・決勝、東海大菅生8ー2二松学舎大付」(13日、神宮球場)

 東京大会は決勝が行われ、東海大菅生が2年ぶり4度目の優勝を果たし、来春センバツ出場に当確ランプをともした。連投となったエース右腕・日当直喜投手(2年)が前日の準決勝・日大三戦と全く同じ135球を投げ、10安打2失点で勝利に導いた。

 「気持ちは技術を上回る」-。前日の準決勝の力投から一夜明けても、日当の心は燃えたぎっていた。

 「(調子は)昨日より良くて、疲れはあったけど最後は気持ちで投げることを意識した。つらいときは仲間が守ってくれると信じて投げました」

 エースの貫禄を示す投球を披露した。初回に先制を許したが、7-1の六回に3者連続で空振り三振。九回には1死満塁のピンチを背負ったが、4番を二ゴロ併殺に打ち取り、雄たけびを上げてガッツポーズした。

 190センチ、95キロの体格から最速148キロを投げ込む。切り替えの早さはピカイチで、連投も苦にせず、若林弘泰監督(56)も「本当に回復力がすごい」と信頼を置く。

 前日の準決勝・日大三戦と同じく135球で10安打2失点完投という“奇跡の投球”で、来春センバツ出場へ当確ランプをともした。神宮大会の出場権も手にし、「秋も春も日本一になるのが目標」と右腕。目標を達成するため、力尽きるまで腕を振り続ける。

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