ロッテ・吉井監督 FA権取得の中村奨&田村に残留熱望「がっつり決めてほしい」
ロッテの吉井理人新監督(57)が31日、今季国内FA権を取得した中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)の残留を強く願った。
来季のV構想へ欠かせない戦力と熱く訴えた。中村奨は今季不動の二塁手として138試合に出場した主将で、「もちろん残ってほしい」と訴えた。田村は8月に新型コロナウイルスに感染するなどしてコンディションが整わず、2試合の出場となったが「ピッチャーの信頼も厚いので、残って」と訴えた。
ただ、本人の権利を尊重する姿勢。自身もヤクルトからFA権を行使してメジャー移籍した際には、周囲に圧力をかけられたことがあり「残ってほしいけど、人の意見に左右されないで、がっつり決めてほしい」と納得した上で結論を導くことを願った。