オリックス・能見退団へ 球団は残留要請もユニホームを脱ぐ決断

 オリックスの能見篤史投手兼任コーチ(43)が、今季限りで退団することが30日、わかった。球団は投手コーチ専任として、来季以降もチームに残留することを要請していたが、本人が退団を申し入れたとみられる。

 能見は今季限りで現役を引退することを9月15日に発表した。同30日のロッテ戦で現役ラスト登板。日本シリーズの第5戦ではベンチ入りを果たした。後輩からも慕われ、最後まで選手としても、コーチとしてもチームに貢献し続けた。

 現役ラストシーズンに、悲願の日本一を達成。有終の美を飾ることができた。能見も球団に感謝をしており、去就について熟考を重ねたが、ユニホームを脱ぐことを決断した。

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