大阪桐蔭が神戸国際大付に勝利 3年連続のセンバツ出場へ前進 前田が9回4安打3失点完投
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「秋季高校野球近畿大会・1回戦、大阪桐蔭6-3神戸国際大付」(23日、紀三井寺公園野球場)
来春のセンバツにつながる秋季近畿大会。大阪桐蔭(大阪1位)は、神戸国際大付(兵庫2位)に勝利し、準々決勝進出を決めた。プロ注目左腕・前田悠伍投手(2年)が9回4安打3失点(自責点1)で完投。打線は、村本勇海内野手(2年)が高校初の公式戦本塁打となる満塁アーチを放ち、勝利に貢献した。
先制したのは大阪桐蔭。初回、2死満塁の好機を作ると、6番・村本が神戸国際大付の1年生エース・津嘉山のスライダーを捉えた。打球は右翼フェンスを越えてスタンドへ。小学校以来となる満塁弾で4点を奪った。
投げてはエース・前田が抜群の安定感を披露。12球団のスカウトが視察する中、要所を締めて試合の流れを渡さなかった。次戦は30日の彦根総合と戦う。勝てば、3年連続のセンバツ出場も決定的となる。