DeNA・ドラ1松尾 1年目から定位置争う 三浦監督「日本を代表する捕手に」

 DeNAからドラフト1位指名された松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭=が21日、大阪府内の同校で指名あいさつを受けた。サプライズで訪問した三浦監督と対面し「もう少しいかついイメージだった。格好良かった」と初々しく話した。

 「指名されてから実感が湧かなかったが、来ていただいて実感が湧いた」と言う。将来のチームを担う選手として期待する言葉を掛けられ「応えられるようにやっていかないと。1年目からスタメン争いに入っていけるよう最大限のプレーをしたい」と意気込んだ。

 三浦監督は「男前だなと。やってやるんだと、みなぎった目をしている」と印象を語った。内野を守った経験もあるが、捕手として育てる方針で「日本を代表する捕手になってもらう」と未来像を思い描いた。

 ◆松尾汐恩(まつお・しおん)2004年7月6日生まれ。京都府精華町出身。178センチ、78キロ。右投げ右打ち、捕手。川西小1年から野球を始め、精華中では京田辺ボーイズに所属。大阪桐蔭では遊撃手から捕手に転向した1年秋からベンチ入りし、2年春から4季連続甲子園出場。高校通算38本塁打。U18W杯では銅メダル獲得に貢献した。

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