中日1位は沖縄大右腕・仲地 立浪監督明言「隠すことない」

 中日の立浪和義監督(53)が19日、沖縄大の最速151キロ右腕・仲地礼亜投手(21)を1位指名すると明言した。この日開かれたスカウト会議後にオンラインで対応。「将来的に長く中日を背負ってくれる投手」と大きな期待を込めた。

 仲地は昨年の全日本大学選手権で好投し一躍注目を集めた。中日が2軍キャンプを張る沖縄・読谷村出身で、指名されれば沖縄の大学から史上初ドラフト指名選手になる。「真っすぐが速いしスライダーも良く、コントロールも良い」と指揮官。シーズン終了直後には落合ヘッドコーチらが鹿児島で行われた沖縄大の試合を直接視察していた。

 立浪監督は「もうドラフトは明日ですから。皆さんの予想も当たりますしね。隠すこともない」と説明。社会人No.1右腕の東芝・吉村の評価も高かったが、競合する可能性もあり、仲地の単独指名を目指す形となった。

 ◆仲地 礼亜(なかち・れいあ) 2001年2月15日生まれ。沖縄県読谷村出身。21歳。177センチ、80キロ。右投げ右打ちの投手。嘉手納高から沖縄大に進み、昨年の全日本大学選手権では1回戦の名城大戦で8回1失点と好投。キレのあるスライダーを操る。直球は最速151キロ。

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