オリックス・吉田正がさすがの存在感「入ってくれて嬉しかった」試合決めた一発含め3打数2安打

 7回、ソロを放つ吉田正(撮影・高部洋祐)
 7回、吉田正の本塁打にガッツポーズをする杉本らベンチ(撮影・坂部計介)
 ヒーローインタビュー後、ポーズを決める(左から)吉田正、山本、杉本(撮影・高部洋祐)
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 「パCSファイナルS・第1戦、オリックス5-0ソフトバンク」(12日、京セラドーム大阪)

 主砲がさすがの存在感を発揮した。オリックス・吉田正尚外野手は、七回にCS第1号となるソロ本塁打を放つなど、3打数2安打1四球とチームの快勝に貢献した。

 試合を決める一発だった。4点リードの七回、1死走者なしの場面でソフトバンク・甲斐野のスライダーを泳がされながらも、うまくすくい上げ、右翼席まで運んだ。「ギリギリでしたけど、入ってくれて嬉しかった」と笑顔で振り返った。

 この日は、ホームランだけではない。四回には、無死一塁から中前打を放ち、先制点につなげた。レギュラーシーズンでは最高出塁率のタイトルを獲得するなど、返すだけではない主砲。短期決戦でもらしさ全開のスタートをきった。

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