エース山本由伸が仁王立ち!オリックスが初戦快勝でアドバンテージ含め2勝 鷹のPS連勝18で止める

 5回、甲斐を三振に仕留め、雄たけびを上げる山本(撮影・高部洋祐)
 7回、本塁打の吉田正(7)を迎える山本らナイン(撮影・坂部計介)
 7回、山本(左から2人目)はソロを放った吉田正を笑顔で迎える(撮影・山口登)
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 「パCSファイナルS・第1戦、オリックス5-0ソフトバンク」(12日、京セラドーム大阪)

 リーグチャンピオンのオリックスがファーストSを勝ち抜いてきた2位ソフトバンクに勝ち、アドバンテージを含めて2勝0敗とした。日本シリーズ進出へ前進し、ソフトバンクのポストシーズン連勝も18で止めた。

 2年連続で投手4冠を達成した山本が先発し、圧巻の投球を披露。五回まで毎回の8奪三振を奪うなど、鷹打線を封じて試合を作った。七回には1死から連打を浴びて一、二塁のピンチを背負ったが、後続を抑えて無失点。8回5安打無失点10奪三振で鷹打線の前に仁王立ち。エースとしての貫禄を見せつけた。

 打線は四回、1死満塁のチャンスを作ると、杉本が押し出し四球で先制。1点リードの五回にも2つの押し出し四球と杉本の右前適時打で追加点を奪い、リードを広げた。さらに七回には、4番・吉田正が右翼ポール際へソロ。主砲の一発で勝機を一気に高めた。

 エースと4番が活躍を見せるなど、投打がかみ合ったオリックス。大事な初戦で勝利を飾った。

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