ロッテ・吉井新監督 投手コーチ時代に支配下登録した本前の5回1失点好投に「良かったですよ」

 フェニックス・リーグで指揮を執る吉井新監督(球団提供)
 入団会見前に「フェニックス・リーグ」で3試合連続で指揮を奮った吉井新監督
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 「フェニックス・リーグ、ロッテ4-5日本独立リーグ野球機構選抜」(12日、ひむかひなたスタジアム)

 ロッテの吉井理人新監督(57)の秘蔵っ子の本前が先発し5回を4安打1失点と好投。新監督を喜ばせた。1軍投手コーチをしていた21年に支配下登録され同年にプロ初勝利を挙げた左腕は味方の失策から失点したが、独立リーグの選抜チームを抑え込みゲームメークした。

 「今日はストライクを先行するということを課題に取り組み、その部分に関してはできたかなと思っています。先発として長いイニングを任せていただけるようにこれからも頑張っていきたいので、今後もストライク先行で試合を進めることで球数を少なくしながら、長いイニングを投げることができればいいです」と、指揮官へのアピールを誓った。

 降板後の吉井監督は「本前は、良かったですよ。ストライクを先行させていたので。彼の課題は悪いときはボール、ボールになっちゃうけど、真っすぐでどんどんカウントを取れていてよかった」と評価した。なお、試合は4対5で敗れ、チームは初黒星を喫した。

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