四国ILp愛媛・伊藤隼太が現役引退発表 「この2年間は大きな財産」 今後は未定

 阪神の2011年度ドラフト1位で、今季は四国ILp愛媛でコーチ兼任でプレーした伊藤隼太外野手(33)が30日、現役引退を発表した。

 伊藤は球団を通じて「この度、現役生活を引退することを決意いたしました。愛媛に来てから2年間、怪我でまともにプレーできなかった自分に対しても温かな声援をいただきありがとうございました。NPBへの復帰は叶いませんでしたが、若い子達と共に汗を流して夢を追いかけられたこの2年間は自分の中でもとても大きな財産になったと確信しております。今後とも愛媛マンダリンパイレーツ並びに伊藤隼太のことをよろしくお願いいたします。本当に2年間ありがとうございました」とコメントした。

 20年オフに阪神を戦力外となった伊藤は、NPB復帰を目指してコーチ兼任で愛媛に入団。昨季は前期開幕戦で右肩を脱臼して長期離脱し、6試合出場にとどまった。昨年10月に右肩を手術して臨んだ今季は、主に指名打者として前後期合わせて43試合に出場。打線の主軸を担った。

 NPB通算成績は365試合出場、642打数154安打、打率・240、10本塁打、59打点。

 今後については未定で、関係者によると愛媛側はコーチとしての残留を要請していく方針だという。

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