プロ野球史上初の新人サヨナラ打でV決定 丸山和郁はかつて聖地を沸かせた韋駄天

 9回、センターへサヨナラ適時二塁打を放つ丸山和(撮影・伊藤笙子)
 9回、中前にサヨナラ打を放つ丸山和(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト1-0DeNA」(25日、神宮球場)

 ヤクルトはドラフト2位の丸山和郁外野手(明大)が左中間へサヨナラ打を放って連覇を決めた。

 丸山和は前橋育英時代に計3度の甲子園出場を果たし、2017年の第99回全国高校野球選手権では大会タイ記録の8盗塁をマークするなど韋駄天ぶりが注目を集めた。同年のU18W杯で高校日本代表に選出された。

 明大では故障に悩まされるも、4年時には主将として2年連続で東京六大学のベストナインに選出された。主な経歴は次の通り。

 ◆丸山 和郁(まるやま・かずや)1999年7月18日生まれ、23歳。群馬県出身。左投げ左打ち。外野手。174センチ、80キロ。前橋育英、明大を経て2021年度ドラフト2位でヤクルト入団。前橋育英では投手兼任で甲子園に3度出場。3年時に侍ジャパン高校代表。明大では2年夏に侍ジャパン大学代表。広角に打てる打撃技術と俊足、強肩が魅力。

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