狩野舞子さんが短パン姿豪快始球式「60点」も見事ノーバンに村上拍手 解説者唸る「100キロ近い」

 始球式を務める狩野舞子さん(撮影・金田祐二)
 始球式を務める狩野舞子さん(撮影・金田祐二)
 始球式に登場したバレーボール元日本代表の狩野舞子さん(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト-広島」(9日、神宮球場)

 バレーボール女子元日本代表の狩野舞子さん(34)が始球式を行った。

 ひざ上丈の短パンにバレーでエースナンバーの背番号「1」を背負ってマウンドへ。長い手足をいかした豪快なフォームを繰り出し、力強いボールを投げ込むと、捕手・中村まで一直線に届き、満面の笑みを浮かべた。ヤクルトの村上や、広島ナインも思わず拍手。マウンドを降りると、つば九郎とハイタッチを交わした。

 始球式が決定してから3度練習を行ったといい、投球後の自己採点は「60点」と苦笑い。「めちゃくちゃ緊張しました。ひとまずノーバウンドでいってよかったかなと思います。去年の悔しさがずっとあった。去年は力んでワンバウンドしたので、力を抜いて投げようと思って投げたんですけど、あと2、3球投げたらもうちょっと速い球が投げられたかな」と振り返った。

 狩野さんは昨年9月にイースタン・リーグの試合で人生初の始球式を務めた。結果は悔しいワンバウンド投球に終わっていた。

 最後は「外のグラウンドですごく開放感があって、緊張していましたけど、楽しかったです」と笑顔で話した。

 球速は表示されなかったが、フジテレビONEで解説を務めた舘山昌平氏は「素晴らしいボールでしたね。90キロは超えていたと思う。100キロ近いボールだったんじゃないですかね」と、うなった。

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