52号のヤクルト・村上、天への合掌が話題「きっと天国のノムさんに」 かつて「俺の記録破れ」と激励

 6回、ソロを放った村上は手を合わせながら生還する(撮影・田中太一)
 6回、青柳から52号ソロを放つ村上(撮影・飯室逸平)
 6回、村上はソロを放ちナインに迎えられる(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が歴代6位タイで、野村克也(1963年、南海)、落合博満(1985年、ロッテ)に並ぶ52号ソロを放った後にみせた仕草が話題を呼んでいる。

 村上はセンター左への圧巻の本塁打の後、悠然とダイヤモンドを一周し、ホームイン。ホームを踏んだ後、天を仰ぎ、合掌。球団広報を通して、「打ったのはストレート。偉大な野村克也さんと本塁打数が並ぶことができて光栄です」とコメントした。

 SNS上では、天国の野村さんに捧げたのではないかとの声があがった。村上はルーキー時代の2018年に取材で訪れていた野村さんと対面しており、「王の記録なんか破っちゃえ。とりあえず俺の記録(52本)を破れ」と、激励されていた。

 ネット上ではファンが「きっと天国のノムさんにだよね」「ノムさんに報告したのかな」、「ノムさん、村上に何かを見いだしていたんだな」、「ノムさんの眼って本当に凄い」と、感動の声があがっていた。

 球団によると、村上のジェスチャーは、野村さんにむけたものだったという。

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