ヤクルト5連勝ストップ 村上はノーアーチも3安打で安打数もリーグトップタイに
「ヤクルト1-5中日」(3日、神宮球場)
ヤクルトが敗れ、引き分けを挟んだ5連勝がストップした。
村上は2日の中日戦で放った50号に続く2試合連発は逃した。それでも阪神・近本に並んで両リーグトップとなる今季13度目の猛打賞を記録し、同じく近本に並んで安打数(140)でもリーグトップとなった。
二回無死は左中間へ二塁打。四回無死一塁も中前打で好機を拡大した。先頭の九回は中日の守護神、R・マルティネスから一、二塁間を破る右前打を放った。
主砲は奮闘したが打線はつながりを欠いた。中日・先発の小笠原に封じ込められた。二回から4イニング連続で得点圏に走者を進めるも、好機での1本が出ず。
拙攻に泣いた。八回に長岡、代打・内山壮のヤングスワローズの連打で作った二、三塁の好機で、代打・浜田の2ゴロ間の1点しか奪えなかった。
投げては小川が粘りの投球をするも、七回に力尽きた。初回から左翼・キブレハンが打球を見失い、それが適時打になるなど、アンラッキーな形で先制点を献上。二回以降は踏ん張ったが、六回にビシエドに12号ソロ、七回には大島に2点適時二塁打を浴びるなど、6回2/3を8安打5失点で8敗目となった。