ロッテ4連勝で混パ演出5差に5チーム 井上が先制V弾で中大の先輩・美馬を援護

 「ソフトバンク0-7ロッテ」(1日、ペイペイドーム)

 勢いは本物だ。ロッテは今季苦手にしていたソフトバンクをビジターでスイープし、7月23日以来の4連勝を飾った。5位とはいえ、首位西武にじわりと迫って5ゲーム差。勝利のハイタッチで威勢のいい声が飛び交った。

 マリーンズの“中大コンビ”で主導権を握った。ロッテ・井上晴哉内野手(33)が二回、レイの151キロ低めの直球を思い切りすくい上げ、右翼ポール際へ先制の4号ソロ。ベンチ前で「ごっちゃんし!」。相撲パフォーマンスで祝った後、三回にも左線を破る適時2点打で突き放した。「自分のスイングができて打てました。美馬先輩、満点って言ってくれますかね」。

 2安打3打点の活躍。打たなければいけない理由があった。この日は中大の3学年上の先輩美馬が先発。打った直後に「打ちました!」とすぐ報告。後輩の援護に7回を3安打無失点で7勝目を挙げた美馬も「(大学時代から)やんちゃしないまじめな後輩なんです。いつも心強い」と感謝した。

 後半戦で最大7あった借金が完済まであと1。井口監督は「うちの上には4チームいる。みんな上位です」と冷静に足元を見つめる。勝負の9月。4強だったパに上昇ムードの井口ロッテが参戦だ。

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