楽天 延長戦執念の継投実らず4位転落 4時間超え死闘も「もう一押しできなかった」

 4位転落となった石井監督
 4回、本塁打を浴びた辛島=共同
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 「楽天3-4ソフトバンク」(24日、楽天生命パーク宮城)

 4時間を超える死闘も力尽きた。楽天は延長戦の末に敗れ、ソフトバンク相手に連敗。4位転落となった石井監督は「もう一押しできなかった」と試合全体を振り返った。

 執念の継投も実らなかった。同点の延長十一回、6番手のブセニッツが1死三塁のピンチを招くと、石井監督は宮森にスイッチ。先月、育成から支配下を勝ち取ったばかりのルーキーに絶体絶命の場面を託した。

 しかし、谷川原に左翼へ犠飛を打ち上げられ決勝点を献上。1軍デビューから10試合連続無失点と存在感を発揮していた若武者でも乗り切ることはできなかった。悔しい敗戦だが、指揮官は「次の試合が来るのでチーム一丸となって戦っていきたい」と前を向いた。

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