村岡山口県知事もアルプスで声援送る 頂点目指した下関国際にエール
「全国高校野球選手権・決勝、仙台育英8-1下関国際」(22日、甲子園球場)
1958年の柳井以来、64年ぶりの山口県勢優勝を目指して下関国際が最後の大一番に向かった。三塁側アルプススタンドには山口県知事の村岡嗣政氏(49)が応援に駆けつけた。
応援団に混じり、メガホンを持ってグラウンドに念を送った。「これまで優勝候補に物おじすることなく戦って、素晴らしい試合を見せて頂き胸が熱くなりました。山口県として64年ぶりの優勝が掛かる。選手たちには思い切りプレーをして欲しい」と思いを寄せた。
山口県勢としても1985年夏に宇部商が、KKコンビ擁するPL学園に敗れて以来の決勝。「37年ぶりの舞台ですから(山口県民の)ほとんどの人がですね、決勝戦を見る機会が少なかったと思うんです。全国の強豪がひしめく中で、本当に県民の皆様も思いを熱くして、声援を送っている。そうした声援が選手に届けば」。県民の声を代表して、エールを送った。
下関国際は仙台育英の堅い守りと、つながる打線に敗れて惜しくも準優勝。それでも、地元の方々の熱い気持ちは選手たちに伝わったはずだ。





